|
〈住宅購入資金〉 住宅購入資金は、通常、人生における最大の買い物となるものですから、ほとんどの人は自己資金だけでは賄えず、住宅ローンを利用する事になります。 低金利の時又は自己資金の準備できない時は、全額ローンで住宅購入をする人も居ますが、返済負担を考えれば必要資金の20〜30%程度は自己資金で賄うことが望ましいでしょう。 また、長期固定金利ローンで借りると、返済額が一定なので支払い計画が立てやすい利点があります。 住宅ローンには公的ローンと民間ローンが有ります。 〈教育資金〉 教育資金は、子供が幼稚園から大学まで行くと大きな金額になりますので、子供が生れたら積立てを始めることが望ましいのですが、教育費が長期間において多額になるので賄いきれないことが多く、不足部分は奨学金や教育ローンなどの利用を考えることも必要となります。 〈老後資金〉 老後資金は、50代後半に退職金や公的年金等大きな原資となる時期もありましたが、平均寿命が80歳を越えるようになった現在では賃金引下げ・早期退職者募集や公的年金の受給時期の延期等、老後の不安が増してきている状況です。 また、退職金の減額や定年後の拠りどころである公的年金も受給時期の延期に止まらず、徐々に減額の方向にあり、老後資金の事前準備は益々重要になっています。 |
![]() |
![]() |